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2011年11月

2011/11/11

ミラージュの幻影

Mirage
ミラージュが復活するらしい。実は、父親の会社が三菱自動車系であったため、隠れ三菱ファンである。ただし三菱車は買ったことも所有したこともないファン不適格者である。初代ミラージュがリリースされたのはちょうど私が高校生の時で、本屋で自動車雑誌を立ち読みしてそのスタイリングの斬新さに心を奪われた。自動車専門誌なるものの存在を知ったのもこの時である。それまでも、ギャランシグマとかセレステとか、他社と一線を画するクリーンなスタイルが三菱の売りであった。当時はマツダ、ホンダを凌ぐシェアを持ち、トヨタ、ニッサンに次ぐ国内第3位の自動車メーカーとして君臨。三菱にとってはいい時代であった。


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三菱がコルトの後継となる世界戦略車として満を持して開発してきた"グローバル・コンパクト"のコンセプトモデルがこれ。i以外はデザイン的に迷走してきた三菱にしては、久しぶりにヒットを予感させるスタイリング。燃費もコンベンショナルなガソリンにあってデミオのスカイアクティブモデルと同等の30km/Lというから期待せずにはいられない。


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ネットで見つけた生産型予想図。これならコンセプトモデルのイメージそのまま。いいじゃない。我が家の次期セカンドカー候補としてもいいかなと思っていた。

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今日、各報道ルートで配信された、世界戦略車"ミラージュ"。見た瞬間 "?????????????",なんだこれは!?
確かにコンセプトモデルとの共通性はあることはあるが、スカットルの高さ、ボンネットの膨らみとバンパーとの境界ライン、ライト形状の変更が元のデザインを台無しにしている。現行マーチのボンネットに旧型フィットのライトを無理矢理押し込んだみたい。リアクォーターはトヨタのヴィッツか軽自動車のよう。「低価格だからとがっかりしないデザイン」を狙ったと言う開発陣の言葉が虚しい。何でこんなに劣化させたのだろう?
スティーブジョブスが三菱の経営陣にいたら、絶対OKは出さなかっただろうな。今の三菱にはそういう感性を持った人物が適切なポジションにいないらしい。ミラージュ復活。何とも残念な想いを抱かせるニュースであった。

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